相川合成樹脂工業所

初期型Vコップ

初期型のVコップは、学童用尿検査の為に開発され児童が持ち帰る際、通常の紙コップでは鞄に入れて持ち帰ったときに潰れてしまい使えなくなってしまうという問題を解決する為に弊社が独自に開発しました。

しかしながら昨今ではこの様な検査キットを 個人宅へ郵送しご本人が採取したものを返送して検査結果を郵送又は携帯メールへ送信というかたちで行う検査が等が増えてきました。生活習慣病・ガン・感染症など尿検査だけでも様々な病気を判明できるようにもなりました。 初期型Vコップではこの様な用途の場合ですと封筒や小さな箱に収める際折り畳めても弾力で元に戻ろうとする力が強く嵩張り、折り畳む作業にも 時間と手間が掛かるという欠点がありました。 また厚みが増すと送料も上がってしまいます。

そこで新型採尿”Eコップ”はその様な欠点を解消し、更に使い勝手を追求致しました。

折り畳み後の薄さ

Vコップに比べて下の写真のように差が歴然です。

2種類の折り畳み方

用途と仕様に応じて2種類の折り畳みで対応。

簡易的に折り畳む”Aタイプ”
※折り畳み済みパックはAタイプのみ

完全に折り畳む”Bタイプ”

初期型Vコップ

新型Eコップ

社名入りで…○内の羽の部分に社名や注意事項を （流さないで！等）型に彫る事で文字も成形出来ます。部分的な型代のみで自社ブランド化！※細かくて複雑な文字やロゴは不可

”学童用からご高齢者の方まで誰でも” ”開いてパッと使える折り畳み式採尿コップ” 、特許取得済です。

複雑な機器を使用せずその場で迅速な診断が可能なイムノクロマト診断 キットは昨今、様々な分野に広がりを見せています。

人の病原体・抗体の検出のみならず動物病院や畜産業では家畜衛生又、 食品衛生や環境汚染分野など次々に用途が拡大しています。

従来製品は射出成形によるハウジングが殆どでしたが、 弊社（真空成形メーカー）で製造することにより試作代・金型代などの 初期費用を大幅に削減でき、お打合せから試作～量産もスピーディーに 行えます。

また試験紙の大きさに合わせた寸法設定や２本以上の複数枚の試験紙を 挟み込むことができるハウジングなど様々な仕様に応じての設計が手軽に 実現できます。

開発期間を短縮でき、需要の拡大・変化に伴う仕様変更などにるコストも 大幅に削減できる製造方法として真空成形はまさに打ってつけの加工法 だと思われます。

特徴まとめ

少ない初期投資

従来の製法に比べて、真空成形の金型は安価で作ることができます。

試作品の作成

安価に迅速に試作型を作ることができ、金型作製の前にさまざまな検討をすることが可能です。

開発期間の短縮化

金型構造が単純なため、設計～金型作製～ハウジング作成までにかかる時間が短く、仕様の変更にも容易に対応できます。

カバーの透明化

透明な原料を使うことで、透明のカバーを作ることができます。カバー部分を透明にすることで試験紙がよく見え、滴下後の展開が確認しやすくなります。

格納式スペース

お客さまのご要望により、格納式スペースを作ることができます。患者様名を書いたり、取扱説明の印刷を貼ったりとさまざまな用途に使えます。

特徴

折り畳めて廃棄の際にかさばりません。

特に研究、医療機関では危険物や血液等も使用するため、使用済みで液体が付着したカップを重ね纏めてから捨てることは危険な場合がります。

そこでひとつひとつ簡単に折り畳んでかさばらずに廃棄することができるのが最大の特徴なのです。

変更点

底のボタンは「かき混ぜるときに邪魔」「混ぜ残しがでる」等のご意見から、底のボタンをなくしたことにより折り畳んだときの留め方を変更。

「もっと安定して持てると…」と言うご意見から、上面のボタン面に穴を開けて指を通せるようにしました。これによりしっかりと安定して持つことができるようになりました。

開発初期品

改良品（指が通せる）

壁のフックに掛ければこんな使い方も

いろんな素材から生産可能！PPナチュラル、色付け、PE発泡など

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